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2013/12/20

トライセットレポート「福島県 喜多方市立山都小学校」

学校名福島県喜多方市立山都小学校 実施日平成25年12月2日~18日
教員名紺野宗作 平野美喜子 早川一人 実施学年・人数1年 20人 3年 18人
学校・学級紹介  本校は、平成22年4月、一ノ木・相川・山都のそれぞれの地区にあった3つの小学校の歴史、伝統、地域の方々の教育に対する思い等を受け継いで一つになり、山都小学校として開校しました。現在全校児童141名の学校である。冬は深い雪に閉ざされ子どもたちも運動不足になりがちであり、冬場の体力作りとして体育館でも運動量を確保することができるタグラグビーを導入している。
実施内容 1年生の実施内容(鬼遊びからタグラグビーへ)
○タグラグビーへのつながりを意識した鬼遊びという視点で授業を構成した。タグラグビーのボールを持って自由に走り、それを相手が追いかけるという動きは、鬼遊びの「走りながら逃げる―追う」という動きととても似ているため、鬼遊びに夢中になる中で自然とタグラグビーにつながる技能を身につけ、タグラグビーへの学習に抵抗なく入っていくことにした。
3年生の実施内容(タグラグビー)
○タグラグビーはボールを使った鬼ごっこといえるが、前方へのパスができないといったラグビー特有のルールが特異なだけで、ボールを持ったら走る。守るときはタグを取るといったルールが単純であることを理解させ、子どもの実態に応じてルールを工夫することを楽しめるようにした。
指導のポイント 1年生の指導ポイント・・・下記の3つをねらいとした。
 (1)相手をうまくかわしたり、つかまえたりして楽しく鬼遊びができる。
 (2)相手にかつための作戦を立てて、協力して鬼遊びができる。
 (3)ルールを守って仲良く鬼遊びを行い、勝敗をすなおに認めることができる。
3年生の指導のポイント
 (1)今できる動き方でタグラグビーを楽しむ。
 (2)工夫した動き方を加えて、みんなで攻めたり守ったりしてタグラグビーを楽しむ
感想・印象
今後の課題
 1年生については、タグベルトの装着に手間取り時間ロスが目立ったが、回数を重ねていくうちに自分でも装着できるようになった。タグを使った様々な鬼遊びやボール鬼などを多様に実施したので子どもたちは寒い中でも汗ぐっしょりになった。特にボールを持って相手を抜くことが楽しそうであった。
 3年生は、最初からタグラグビーのゲームができるように授業を展開したが、理解度も高くすぐにタグラグビーを楽しむことができた。しかし、下から投げるパスや前にパスすると反則になるなどのラグビー特有の技能やルールには戸惑いが見られ授業の中で練習の時間を確保した。子どもたちにとってはボールを使った鬼ごっこというイメージがあり全員嬉々として取り組んだ。1月には他学年で実施する予定である。

提出いただいたレポート

 1)実施レポート
 2)児童感想文
 3)写真
 4)指導計画

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